「安物買いの銭失い」歯科バージョンで失うのは銭だけではなく自分の内臓

2019.10.28 by 池村 和歌子

こんにちは。神田中央通りいけむら歯科の院長の池村です。

本日は、当院にいらした患者さんのお話をします。
(患者さんからはブログで話題にしても良いと許可頂いております!)

一から流れを説明すると・・・

1.むし歯を見つけた
2.削らない治療を検索。ドックベストセメントの存在を知る
3.ドックベストセメントを行っている当院もチェックしたが、金額が安い別の歯科医院へ行ってみた
4.しばしば不具合。痛みも出てきた
5.不安なので転院を決意。当院にいらっしゃった
6.池村が拝見しました。
→歯肉の中までむし歯なので、クラウンレングスオペというオペが必要。じゃないとドックベストセメントは意味なし。

むし歯を見つけた時期からそれなりに時間が経過しているので、本日池村が拝見すると歯の神経が残るかどうか微妙な感じになっていました。
間に合うかなー。今から処置して神経残ると良いなー。
って、そんな感じです。

最初から当院へいらしてくれたらもっと勝算高かったと思うんですけどね。

まあ、詳細がわからなければ同じ「ドックベストセメント」なら安い方へ行っちゃうのもわかりますよ。
しかしですね。
その患者さんが欲しかったのはドックベストセメントだったでしょうか?
それとも「むし歯を極力削らずに自分の歯を残すこと」だったでしょうか?

ドックベストセメント自体はアメリカの薬で、歯科医師免許証があれば誰でも輸入し使えます。
大切なのは誰でも買える薬ではなく
その薬をどう使うか。

「診断力」

なのです。

今回はドックベストセメントを塗るだけでは無理な症例でした。

実は、ドックベストセメントは『眉唾物だ!』と断罪する歯科医師の先生も多くいます(特に根管治療がお得意の先生)。

おそらく、無理な症例とも診断できずにただただドックベストセメントを使用して、
結果むし歯が再石灰化せずに神経が死んでしまい、症状が出て根管治療の専門の先生のところに駆け込む患者さんを診る機会が多いので眉唾物呼ばわりされてしまうのでしょう。

当院ではクラウンレングスオペはかなり多いです。
ドックベストセメントも、根管治療も、歯周病治療がきちんとわかっていないと成功するのは難しい治療です。

そして、さらに大切なのは・・・
口は内臓だということです。
普通に考えて、内臓に穴があくって、かなり大変なことなんですよ。
そう。内臓に穴があくむし歯というのはかなり厄介な病気なのです。
なぜその内臓である歯に穴があき、治療が必要になってしまったのか考えること。

むし歯の原因は一つではないでしょう(この原因を洗い出すのが歯科ドックです)。
いくつかある原因の中から、より大きな要素を生活の中から排除していく。それができたら次に大きな要素を排除・・・
このように行動すると、突発的に取れた腫れたで痛い思いをする歯科治療ばかりの人生から、痛くなく気持ち良いメンテナンスのためだけに歯科医院に計画的に通うだけになります。

ぜひ、痛くないメンテナンスに計画的に当院に通って下さい。

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池村 和歌子

池村 和歌子

神田で歯医者さんやってます。 なぜ神田?それは日本を支えている今働いている人たちの歯が大変なことになっているから。 働く人の健康を守ることが国力向上!と思っているので神田で歯医者さんやってます。予約・お問い合わせはこちら→予約・お問い合わせ


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