予防歯科とはなんですか?

2017.02.08 by 池村 和歌子

予防歯科とは、口腔内疾患をあらかじめ防ぐための取り組みのことです。

狭義の予防歯科は健康な歯をむし歯や歯周病などの病気にさせないための歯科医院での処置やおうちでご自身で行って頂くホームケアのことです。

もっと大きな枠でみると、むし歯や歯周病などをすでに発病してしまい治療済みの口の中の再発を防ぐための処置やホームケアも含みます。

さらに大きな枠でみると、お口は内臓なのできちんとした手入れをあらかじめしておくとお口だけにとどまらず全身疾患も予防できます。予防「歯科」ですが、「歯科」だけではない効果を上げることができます。
例えば、最近は免疫力に腸内環境が大きく関わっていることがわかってきていますが、腸の上流は口なのです。
情報が早い、勉強していらっしゃる医科の先生は『そういえば腸内環境よくするためには口…口の中ってどうなってんの?』と歯科に興味を持って下さっています。
○○科、△△科、とたくさんありますが、あなたの身体は一つ。身体はつながっているのです。口の中の環境が悪ければ全身に影響を及ぼしますし身体のどこかが悪ければ口の中も当然悪くなります。

もうお気付きでしょうか?
予防歯科とは、定期的に歯科医院に来院してクリーニングするだけのモノではないということです。
当然定期的に来院して歯科衛生士のプロケアを受けることは必須条項。おうちでご自分で行って頂くホームケアも必須条項。
けれど、本当の予防歯科とはあなたの健やかで楽しい人生を守るための知識と行動の事なのです。
それは歯科医院だけが頑張っても達成できませんし、患者さんだけがやる気であってもきちんと患者さんをサポートできる歯科医院が寄り添わないと達成できません。

日本以外の先進国は、歯科医院といえば健康の維持増進のために通うところです。

あなたが今、どんなにむし歯だらけでも、歯周病により口が臭くて同僚に眉を顰められていても、合わない入れ歯で毎日のお食事が楽しくなくても、一歩踏み出せば予防歯科は始められます。

あなたも予防歯科、始めてみませんか?

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